ソフトボールが “若返り”図るなか…上野由岐子が「46歳」で目指すロス五輪への道

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「もちろん選手で行けることが一番幸せな結果」

 そう言ったのは女子ソフトボールの上野由岐子(42)。ニトリJDリーグの開幕前会見に出席し、「勝負は1年1年。どういう立場でロス五輪を迎えているかは正直見えていない」としつつも、「3連覇がかかる大きなプレッシャーの中で、ライバル国である米国の地で戦わなければいけない。勝つ難しさは今まで以上」と3年後への思いを語った。その立場はエース投手としてだけではない。42歳となったレジェンドは後進の育成に心血を注いでいる。

 数年前までは30代がメンバーのほとんどを占め、34歳で日本代表に初選出された選手もいたが、2024年度の日本代表メンバーは上野を除いて全員20代。04年アテネ、08年北京、21年東京と五輪3大会で上野と共に戦った山田恵里(41)は22年に現役を引退し、コーチに就任した。

 そんな「初老ジャパン」からの脱却を図り始めた中、上野は東京五輪後、少人数制のソフトボール塾「ウエノラボ」を開講。上野が自ら作文と動画による選考を行い、選ばれた生徒に直接投球や食事について指導した。昨季にはJOC(日本オリンピック委員会)の指導者養成講座を受講し、指導者としての心得を身につけた。

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