《最多勝も》と新庄監督が太鼓判!日本ハム「4人目の台湾人」の真価…23日楽天戦で初先発へ

公開日: 更新日:

 秘密兵器がいよいよベールを脱ぐ。

 日本ハムの新庄監督は13日、23日の本拠地での楽天戦で、新戦力の古林睿煬(グーリン・ルェヤン=24)を先発させることを明言した。

 13日は西武に2-7の大差で負けており、こうした試合の後は報道対応しないことも珍しくない新庄監督。それがわざわざ……なのだから、いかに古林に期待しているか、である。

 古林は昨季まで6年間、台湾・統一ライオンズで活躍。先発として通算70試合で防御率2.48、398奪三振。10勝2敗だった昨季は最高勝率(.833)と最優秀防御率(1.66)に輝き、オフにポスティングで日本ハムに入団した。

 MAX157キロで、フォークやカーブを操る本格派右腕。球団OBはこう話す。

「新庄監督が『最多勝も』と太鼓判を押すほどの逸材。最大の武器である直球はパワーがあり、ベース上をズドン! と通過する。スピンが利いていて、伸びるというよりも力強い。初見の打者はまず振り遅れるはず。それに落差の大きいカーブとキレのあるフォークを織り交ぜる。そもそも日本ハムは台湾球界とのパイプが太く、今年は3月に台湾でオープン戦を行った。日本ハムの台湾人選手は陽岱鋼王柏融、孫易磊に続いて古林で4人目。20歳の孫はまだ育成途中で、こちらは来季の本格デビューを見据えているそうです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 8

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 9

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  5. 10

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較