“マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

公開日: 更新日:

 昨年までのロッテ時代は「チームより自分」というスタンス。首脳陣に尻を叩かれて3イニングだけ投げたり、検査で異常がなくても「しっくりこない」と言って投げようとしなかったり。あまりに自己中心的な態度だったため、見るに見かねたベテランから説教を食らったこともあるくらいだ。

 新天地は大谷翔平(30)を筆頭に、MVPを獲得した大物たちが手術が必要な大ケガをしてもプレーし続けるドジャースだ。

 昨年のワールドシリーズ制覇は、単に能力の高い選手が集まった結果ではない。ただでさえ能力の高い彼らが、チームの勝利のために目の色を変えたからこその世界一だった。

 そんなチームに移籍して1年目。いまは日本とは異なるメジャー球やマウンドなど異なる環境への対応で精一杯だろう。持てる能力を発揮するだけで四苦八苦だし、ひたむきに汗を流しているうちはナインの支持もあって「マジシャン」でいられるかもしれない。

 問題はそうでなくなったとき。真価を発揮できるようになって気持ちに余裕が出てきたときではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波