徳光正行さん(2)2度目のスーパーショットになるはずが…「ホールイン1.5」とはさてなんだ?
またクラブを握ったのは、一昨年から。きっかけは、友達に「前みたいにゴルフを真剣にやってイライラしないでください。しょせん遊びですから」と言われたこと。
それでなんだか気が楽になり、エンジョイゴルファーとして復帰したのです。
若い時はタイトリストのV1プロにマッスルバックのアイアンを使ったりしましたが、そういうのは一切やめて、気楽にやることにしました。
すぐに御茶ノ水のヴィクトリアに行って、スリクソンとプロギアとゼクシオを試打。「ゼクシオのアイアンって、こんなに楽に打てるんだ」と思いましたね。ソールの分厚いやつじゃなくて、普通のフォージドのクラブで、ゼクシオの中では最もアスリートタイプに近いと思いますが、それでもスイートスポットが大きいんです。
しっくりきたゼクシオのアイアンを買い、ドライバーやウッド系ユーティリティーはPINGのG430。2つ前のモデルです。スプーンだけは昔から使っているキャロウェイの「Xホット」をいまだに入れています。ウエッジはキャロウェイの50度、58度。ゼクシオの表記が昔ながらのSとAとPなので、あれ、ちょっとダサいなと思って。パターはずっと、第2期に買ったオデッセイのピン型。もう古いやつです。みんな、結構パターを買い替えますけど「そんなに買い替える必要あるのかな」って思います。ずっとそれが一番しっくりきてるんで。たまに試打とかで打ってみるんですけど、ピンとくるのは一つもなかったですよね。金持ちになるとスコッティ・キャメロンを買ったりする人がいますけど、なんかあんまりしっくりこない。