森保監督が気を揉む欧州日本人選手最多ゴール中村敬斗の動向…所属の仏スタッド・ランスは2部降格

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「中でも森保監督が一番気を揉んでいるのが、今季欧州5大リーグで日本人選手最多の12ゴールと目覚ましい活躍を見せたMF中村の動向です」とサッカー関係者がこう続ける。

森保ジャパンの攻撃系選手のレギュラー陣は右サイドアタッカーがFW伊東、左サイドアタッカーが英プレミア・ブライトンのFW三笘薫(28)、トップ下と右サイドアタッカーがスペイン1部ソシエダのFW久保健英(23)と独1部フライブルグのFW堂安律(26)といった面々。左サイドを主戦場とするMF中村は<三笘の控え>というイメージだが、実は指揮官は<三笘と同程度の戦力>として高く評価している。鋭いドリブル突破から中央に切れ込んで強烈なシュートが持ち味で、代表16試合で8得点と<2試合に1得点>の決定力の高さは、現代表メンバーの中で突出していますからね」

 欧州サッカー界の評価も高いという。「得点力のあるサイドアタッカーは、どこのクラブもノドから手が出るほど欲しい。今オフは<中村争奪戦>が展開されるでしょう」と前出関係者がさらにこう続ける。 


「中村には、来季の欧州CLに出場する今季2位のマルセイユ、4位のニースが興味を持っていると報じられている。ほかに英プレミア、独1部の中堅どころも調査をしているともっぱら。とはいえ、新天地でプレーすることによってマイナス要素も気掛かりとなる。たとえば同じフランスの国内移籍だとしても、パリの北東150キロのランスから、地中海に面した港町のマルセイユやニースでは生活環境もガラリと変わる。イングランドやドイツもしかり。新しいクラブのスタイルや戦術に馴染めるかどうか、でもパフォーマンスは大きく左右されますから」

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