蝉川泰果が「海を渡る日」…史上最年少で国内メジャー3冠達成、松山英樹の後釜に名乗り

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 女子では、国内メジャーや年間女王のタイトルを取らずに渡米した西郷真央(23)が、海外メジャーのシェブロン選手権で米女子ツアー初優勝を挙げ、同じく国内無冠の岩井千怜(22)も先月、メキシコで開催された「リビエラマヤオープン」で同ツアー初優勝を飾った。昨季は笹生優花(23)が2度目の全米女子オープン覇者となり、古江彩佳(25)がメジャーのエビアン選手権に勝っただけでなく、日本人初の年間平均ストローク1位の「ベアトロフィ」を取ってゴルフ界を驚かせた。

 大リーグの大谷翔平を例に出すまでもなく、今のスポーツ界は海外で活躍してナンボの時代だ。

 男子ゴルフは21年にマスターズを制した松山英樹(33)の後釜がなかなか現れず、蝉川の2歳下の久常涼(22)が目下一番手。欧州ツアーから米ツアーへ「移籍」して2年目の今季は、すでにベスト10以内が4度もあり、優勝が期待される。

 蝉川の目標とする選手は名前の由来でもあるタイガー・ウッズ。ならば、世界のトップに立って欲しいのがファンの願いではないか。

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