高橋彩華が3年ぶり全英女子OP出場へ 苦戦予想されるリンクスで「学び」を得られるか
ツアー関係者が言う。
「いまは国内からスポット参戦する選手も、出場して海外メジャーの雰囲気を味わって、それでよしとする者はいませんが、海沿いにあるリンクスの戦い方は特別です。コロコロ変わる天候と、パットにも影響するほどの強風が当たり前。昨年優勝したL・コのように風の下をコントロールできるティーショットが求められる。時には、ピンの30ヤード手前から転がすアプローチが有効なこともある。それは国内コースでは体験できないこと。高橋はショットの精度がそれほど高くなく、アプローチの引き出しも少ない。器用な選手ではないですから、今回も厳しい戦いが予想されます。それでもリンクスは、忘れていたものを思い出させてくれたり、学ぶべきことを教えてくれます。思い切りプレーして、勉強してくればいいのです」
雨風でスコアがボロボロでも得るものはきっとある。
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ところで女子ゴルフといえば、世間を騒がせた件の下半身スキャンダルをきっかけに、協会の杜撰なガバナンス体制が露呈した。「身内びいき」や「責任放棄」といった驚愕の実態が次々と明るみに出て、物議を醸している。いったい協会内では何が起きているのか。その呆れるしかない現状とは。
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