故・伊良部秀輝は純粋で素直。マスコミが報じた粗暴なイメージとは違った素顔を持っていた

公開日: 更新日:

「戦争は国のため、家族のために戦うというが、そんな簡単なものじゃない。殺し合う日本兵、米兵にもそれぞれの思い、葛藤がある。ましてや、オレには日本人と米国人の両方の血が流れてる。それを思うとな……」

 直前までアニメソングを熱唱していたのがウソのようにシリアスになるのだ。伊良部はハーフである。そのことで、子供の頃は奇異の目にさらされることも珍しくなかったという。純粋で素直な素顔を表に出さず、どこか突っ張った強面を演じているのは、そうした背景と無関係ではない。

(この項続く=火・水・木曜公開)

▽はしもと・きよし 1969年、大阪府生まれ。PL学園3年時の87年に立浪(中日)らとともに甲子園で春夏連覇を達成。同年のドラフト1位で巨人に入団し、リリーフ投手として活躍。01年にダイエーに移籍。現在は野球評論家。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網