ドジャース大谷が球宴前日会見で明かした「投手の矜持」「エースへの勝算」…中継ぎ陣への“負い目”もチラリ

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すごいと思ったのは「中継ぎ」

 そして今季すごいと思った選手を聞かれ、名前を挙げたのはMVPトリオのベッツ(32)でもフリーマン(35)でもなければ、球宴に選ばれた山本由伸(26)でもサイ・ヤング賞左腕でレジェンドのカーショー(37)でもない。「中継ぎ全員。中でもジャック(ドライヤ)、カスペリアス(ともに26)に関しては、チーム全体を見たときにどこでも投げてくれるし、いつでも抑えてくれる。チーム全体の中で、すごくいい役割を果たしてくれているなと思うので、僕の中ではその2人かなと思う」と答えた。

 大谷は本格的な投手復帰に向け、現時点でオープナーとして5試合に先発。「イニングを少しずつ伸ばしていけたら、ブルペンの負担は少しは減るのかなと思う」と話している。「5回以上、投げられるようになって初めてスターター」と、先発としての誇りがあるだけに、リリーフ陣に対しては尻拭いをさせている負い目があるのかもしれない。

 そして、投手としての状態についてこう言っている。

「後半戦に入って、もうちょっとボリュームを出していけたら、十分、いい働きができるんじゃないかと思う」

 前半戦は5試合、計9イニングに投げて5安打1失点、防御率1.00。ストレートの平均球速は2度目の右肘靱帯修復手術以前よりアップし、ここまで与四球2と制球も改善された。長いイニングを投げられるようになれば、先発として結果を出す自信が本人にはあるのだ。

 ドジャースは大谷を打者として最大限に評価している。登板に向けた調整に加えて、登板後のリカバリー。投手をやることの負担ゆえに打撃の調子がいまひとつと分かっていても、登板日はもちろん、その前後もラインアップから外そうとしない。それは本人が投手にやり甲斐を感じているからだし、休まなくても問題ないと言っているからだろう。

 それどころか打者として頂点を極めた次は、投手としてローテの柱になるつもりでいる。すごいと思った選手に先発の名前を挙げなかったのもそうだし、イニングが増えれば「いい働きができる」との自負があればこそ。投手としてもトップに君臨する気概も自信もあるということだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷だが、またしても「不正賭博騒動」の風評被害を被る懸念が生じているという。世界に衝撃を与えたあのイッペイ事件から1年が過ぎたいま、いったい何が起きたのか。再び米球界を揺るがした大事件とは。

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