広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態
相次ぐ有望中学生の入学キャンセル
混乱を招いた中井前監督は引責辞任したものの、学校には在籍している。
「副校長として勤務を続けているそうですから、何の解決策にもなりません。副校長として学校に残れば、野球部への影響力は残るだろうし、『ほとぼりが冷めたら復権する気だろう』と言われても仕方がない。実際、同校の事務局長は『復帰の可能性はゼロではない』と話しています。広陵という学校は危機感がないのか。内定していた有望中学生が、相次いで入学をキャンセルしていると聞きますから、度重なる暴力事件が発端で、ついに野球部が消滅してしまった大阪のPL学園の二の舞いになりかねません」(美山氏)
広島の名門も廃部へ一直線である。
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今回の事件は野球部3年生の進路事情にも大きく影響、大学の合格内定の取り消しが相次いでいる。そんな状況下で、中井前監督と“ズブズブの関係”にあった大商大が、行き場を失った選手たちをこれ見よがしに取りまくっているという。いったいいま、何が起きているのか。垣間見える広陵と大商大のいびつな関係性とは。
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