口数の少ない大石大二郎さんが夜の店のママさんたちに好かれていたワケ

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 入団して2年目だったと思う。誘われて北新地へ。お酒は強いが、毎日のように飲みに行く人ではなかった。その代わり、行ったときはひと通り律義に挨拶回りをする感じだった。乾杯して、ちょっとしゃべったら、「よし、行くぞ」。「えっ! もうですか?」みたいな感じで、次から次へと何軒もお供をさせてもらった。飲みに行ってもソフトな感じだったから、店のママさんたちには好かれていたと思う。

 さて、大石さんのひと言が効いたか、私は続くマドロックを二ゴロ、岡部明一さんを三振に打ち取り、試合は同点のまま九回に突入した。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

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