海外の相撲人気沸騰に力士から悲鳴! 殺到する公演依頼の調整に協会執行部も四苦八苦
とはいえ、嬉しい悲鳴ばかりではない。現在は来年6月のパリ公演が公表されているが、「来年の10月もどこか海外に行くのでは」と囁かれている。
前出のOBは「次は再びラスベガスなんてウワサも聞くが」と、こう続ける。
「海外公演に行けるのは年4回の地方巡業がない6月と10月のみ。本来は稽古や治療に専念できる期間ですが、海外公演が入れば負担が増えかねない。大関琴桜は9月場所をケガで途中休場したが、診断書など止むを得ない事情がなければ参加が義務です。協会も力士の抱える事情を把握しているものの、海外公演のチャンスは年に最大2回。海外の相撲熱もいつまで続くかわからないとあって、断るべきか受けるべきか、執行部も悩んでいるようです」
ただでさえ、現在は本場所のチケットが海外の観光客に流れ、肝心の日本人が入手しづらくなっている。海外人気が高すぎるのも考えものかもしれない。
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大相撲と言えば、90年代の若貴ブームの頃に角界初の黒人力士として活躍した戦闘竜さんはいま何をしているのか。本人を訪ねると、病床に臥せながら「助けてください…」と、衝撃的な話が飛び出した。いったいどういうことか。現役引退から現在に至るまでの壮絶半生とは。
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