JGAは意地悪している? マスターズ切符懸かる日本OP、初日アンダーパーわずか8人の謎解き
ならば、選手はなぜ苦戦しているのか。
「天気予報は朝から結構な量の雨が降るとしていた。実際は小雨で、やんでいる時間も長かった。でも、ピン位置は大雨を想定し、雨水がたまらない傾斜のきついところに切られていたので、カップの前で思った以上に右や左へ曲がる。雨の影響でグリーンは止まりやすくなっても、ラフは重くなっていますからパーセーブは厳しい。パーオンしても8メートルぐらいの距離は2パットでおさめるのは易しくない」(前出の関係者)
午後4時30分過ぎに霧と暗さでサスペンデッドとなり、24人がホールアウトできなかった。お日様が拝めそうな2日目はスコアを伸ばせるか。
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ところで、選手たちを下支えするプロキャディーとはいったいどんな仕事なのか。日刊ゲンダイでは四半世紀のキャリアを誇る梅原敦氏のコラムを連載。そこでは、目まぐるしいスケジュールの裏に潜む葛藤や、観客が決して知ることのない舞台裏の攻防、さらには思わず驚かされるような意外な事情までがありありと綴られている。
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