それでも佐々木朗希は信頼できず…ドジャース大谷翔平の「抑え」抜擢に現実味
絶対的守護神は不在
ただでさえ、ド軍のリリーフ陣はレギュラシーズン(防御率4.27=リーグ11位)同様、盤石とは言い難い。救援防御率5.91はLCSに残ったア、ナ両リーグ4チームのうち、ブルージェイズの6.32に次いで悪い。ブルワーズ(1.74)、マリナーズ(3.95)と比べて不安定さは一目瞭然だ。
ポストシーズンに入って抑えも務めた佐々木朗希(23)は14日のブ軍との初戦で球速低下に見舞われ、3分の2回を1安打1失点、2四球と精彩を欠いた。
指揮官は「心配していない。今後もベストな場面であれば、彼が投げるよ」と明言したが、計算しづらいのが現状だ。絶対的な守護神は不在とあって、最後の最後は大谷を火消し役として投入するのがベターということなのだろう。
ワールドシリーズに進出すれば、マ軍、ブ軍のどちらが相手でも打線は強力。球団史上初の連覇をもたらすカギは「守護神・大谷」になりそうだ。
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そんな大谷は重度のプレッシャーに加え、米国人が抱いている「差別的敵愾心」とも戦わなくてはいけない。いったいどういうことか。チームメイトはともかく、現地の米国人は腹の底で大谷のことをどう見ているのか。
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