ドジャース大谷はWシリーズでも「打てそうな打席」が続くのか? 開幕まで1週間空くメリット&デメリット
「継続できるかどうかが一番難しい」
ロバーツ監督が「今季で最も状態が良い」と太鼓判を押した9月にしても、計24試合で93打数29安打(打率.312)、10本塁打、17打点。月別の打率は9月が最も良かった。大谷は一度火が付くと、好調が続く傾向があるのだ。
問題は投打に大車輪の活躍をしてシリーズMVPを獲得した18日から25日のワールドシリーズ開幕(7回戦制)まで約1週間、間隔があくことだろう。本人も「(状態を)継続できるかどうかが一番難しいし、大事なこと」と話している。
「大谷は最も疲労がたまるのは前半戦終了時、つまり折り返しの時期とシーズン終盤だと話しています。最後まで打者一本だった昨年と違い、今年は6月から投手も兼ねているだけに疲労の度合いは大きい。本人はワールドシリーズまで間隔があくことについて、『休みを挟めるのは、すごくいいこと。(プレーオフは)1試合の重みが違うので』と話しているように、ここでひと息入れられるのは大きい。ましてサッパリだった打撃の状態が上向き、1試合3発とこれ以上ないくらいの結果が伴ってから小休止できるのは精神面のメリットも計り知れない。しばらく本拠地で調整するでしょうけど、いい状態はキープできると思います」とは現地特派員。
ワールドシリーズも期待できるというのだ。
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ドジャースが強さを発揮すればするほど、他球団からのヘイトをより一層集めることになりかねない。原因はやっかみだけではない。これまで選手集めのために、違反スレスレの“えげつないこと”まで平然とやっていきているからだ。いったいどういうことか。なぜ「新・悪の帝国」とまで言われるようになったのか。
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