「国内組」はお呼びじゃない…初日上位はプライド懸けた「米国組」ズラリ【TOTOジャパンクラシック】
岩井ツインズの優勝争いも
「海外勢がスポンサー絡みで国内ツアーにスポット参戦することはあります。でも、今大会は米ツアーの大会ですから、気合の入り方が違う。ジエは別にして、実績では自分たちの足元にも及ばない国内勢に負けるわけにはいかない。好調の山下は2週連続優勝を狙っているし、岩井姉妹がそれにストップをかけるかもしれない。先月のビュイック上海でプレーオフの末に惜敗した米ツアー3年目の勝も初Vが欲しいですからね」
今季から竹田麗央(22)、山下、岩井姉妹が米ツアーに主戦場を変えたことで、国内は混戦ムードに。前週の大会で勝った仲村果乃(24)は今季10人目の初優勝者になった。
「それは予想されたことです。昨季は竹田の8勝を筆頭に、岩井姉妹がそれぞれ3勝、山下も2勝で計16勝。ポッカリ穴があいたところに、今年7月の明治安田レディスで7年連続勝利を挙げた小祝さくら(27)も左手首の故障で戦列を離れた。昨季よりツアーのレベルは下がり、誰が勝ってもおかしくない状況です。佐久間が4勝しているとはいえ、圧倒的な実力者とは言い難い」(同)
首位に2打差につけた岩井明は「楽しいです。日本に来るといつもより大きな歓声が聞こえるので。ナイスショットしたときも気持ちいいです」と笑顔を見せた。米ツアールーキーで仲良く1勝を挙げた岩井ツインズの優勝争いだって十分にある。
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華やかな女子ツアーと対照的なのが男子ツアーだ。試合数は年々減少し、ギャラリーがスカスカなことも珍しくない。そんな悲惨な状況も踏まえ、プロキャディー歴として四半世紀のキャリアを持つ梅原敦氏は「禁煙にしたらどうか」と提言している。いったいなぜか。その真意とは。
【梅ちゃんのツアー漫遊記】国内男子ツアーは禁煙にしたら?


















