金星配給ペース歴代2位!横綱豊昇龍を襲う負の連鎖…初日黒星発進で“取材拒否”の体たらく

公開日: 更新日:

 初日から両横綱の明暗が分かれた。

 難敵の高安を下した大の里(25)に対し、豊昇龍(26)は平幕の伯桜鵬に惨敗。黒星発進で金星まで配給する踏んだり蹴ったりのスタートである。

 低い姿勢で頭から当たってきた相手に後退させられると、自らも引いてしまうミス。左を差され、あっけなく寄り倒された。負けると取材を拒否することが多い豊昇龍だが、この日も例に漏れず無言。取り付く島もなく、会場を後にした。

「調整遅れが響いているのではないか」と、ある親方が言う。

「今場所前、出稽古は元大関で十両の朝乃山としかやっておらず、常連だった時津風一門の連合稽古にも参加しなかった。10月のロンドン公演から帰国後は時差ぼけに悩まされたようで、本人も『普段と違う』と話していましたからね。全体的に軽めの調整しか行えなかったので、エンジンがかかるまで時間がかかるかもしれない」

 だからといって対戦相手は待ってくれない。それどころか、横綱の弱り目は平幕力士にとって、金星獲得のチャンスだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する