ミラノ五輪フィギュア団体の金メダル獲得条件は男子エース鍵山優真次第
一方の米国男子は世界選手権連覇(24、25年)、グランプリファイナル3連覇(23~25年)のイリア・マリニンの出場が確実視されている。ペアとアイスダンスの結果にもよるが、日本の勝敗は絶対王者のマリニンと対峙する鍵山の滑りにかかっている。
史上初めて成功した4回転(クアッド)アクセルを武器に初出場の五輪で頂点を狙うマリニン。団体戦の後に行われる個人戦に備えて演技構成を変えたり、ジャンプの難度を抑えて臨んだりしてくるなら、鍵山にもチャンスはある。
個人、団体とも金メダルを狙う鍵山は「全力で楽しむためにしっかりと毎日、血のにじむような努力をしていきたい」と、悲壮な決意を口にしたが、ライバルを圧倒して団体金をもたらせるか。


















