侍Jメンバー“小出し”で国内組アピールの皮算用 歴代最多のメジャー組参戦が見込まれるが…
「野手では牧秀悟(DeNA)、小園海斗(広島)らの選出が予想されている。国内組だけで行われた今年11月の韓国との強化試合(東京ドーム)は、2試合とも4万人超の観衆が詰めかけたものの、直前の宮崎合宿は目玉選手が不在だったこともあり、観客もまばら。盛り上がりに欠けたのは事実です」
侍ジャパンは2月の宮崎合宿、名古屋での中日との練習試合を経て、3月上旬に大阪で強化試合を行い、東京ラウンドの本番を迎える。前回23年大会は唯一のメジャーリーガーとしてダルビッシュ(パドレス)が合宿に参加。大いに盛り上がりを見せたが…。
「しかし、肝心の大谷らメジャーリーガーの合流は大阪の強化試合からとみられている。合宿、練習試合は国内組のみの参加となりそうです。前回はダルが参加したことで盛り上がりましたが、侍ジャパン内では、メジャーリーガー不在が客足に影響しないか、不安を抱く関係者がいるのも確かです」(同)
参加メンバーを小出しに発表するのは、NHKの紅白歌合戦も同様。話題を分散させることで耳目を集めようというわけだが、成否はいかに…。


















