寝ているボクの腹に「ドスン!」 鉄人・衣笠祥雄さんの“踵落とし”に襲われた
長嶋清幸氏による「ツッパリ野球人生」(第18回=2008年)を再公開
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。
当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる。
今回も前回から引き続き広島元監督の故・古葉竹識氏、故・衣笠祥雄氏について語られた、長嶋清幸氏による「ツッパリ野球人生」(第18回=2008年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。
◇ ◇ ◇
「もう40打席以上もノーヒットです。打てる気がしません。スタメンから外してください。二軍でやり直します」
監督室を訪ねてこう言うと、古葉監督は諭すように語りだします。
「なあマメ。打てんいうがな、おまえが打てんことでチームは連敗しとるか」
「……」
「おまえは打つだけの選手か」
「……」


















