問われる阿部監督の一貫性 巨人の「機動力野球」はいつまで続くのか

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「レギュラー選定が実績重視なら機動力は使えない」

「機動力を絡めてしぶとく1点を取りにいく、という阿部監督の方針は支持する。3位に終わった昨季、巨人のチーム打率はセ1位の.250だった一方、463得点は同3位。ここぞの場面での得点力不足に苦しんだ。絶対的な存在だった岡本が抜けた今季、打線は昨年以上に苦労するでしょう。機動力を駆使して少ないチャンスをモノにする戦い方を志向するしかないのが正直なところ。積極的にひとつ先の塁を狙う意識がチーム全体に共有されているのは朗報ですが、気になるのはシーズンに入ってからも同じような野球ができるかどうか。オープン戦でのチーム10盗塁を見ると、皆川1、門脇1、佐々木1、知念1、松本剛1、浦田2、宇都宮3とレギュラーが確実視されているのはFA入団した松本剛のみ。3盗塁の宇都宮はまだ背番号3ケタの育成選手です。二塁のレギュラー奪取が期待される浦田も、吉川尚輝の故障が癒えてもチャンスがあるかどうか。実績重視でレギュラーが固まってしまえば、昨年と一緒で機動力は使えないメンバー構成になる。阿部監督には足のある若手を抜擢し、機動力野球を貫いて欲しいと思いますが、果たしてどうなるか……」(巨人OB)

 巨人の野球が変わる、とはまだまだ言えない。

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