九国大付の暴力、日大三の猥褻動画事件…今や「野球バカほどNG」プロスカウトが断言するワケ

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「出したところで指名はゼロでしょう。今はどの球団も、選手には社会人としての常識を強く求めている。社会貢献活動を行い、負けた試合でも腐らずにファンサービスをしてお客さんを喜ばせることが大事。プロはあくまでビジネスですからね。その意味では、『野球が上手ければそれでいい』が通用するのは、実はアマチュアだけ。『ヤンチャな性格だからプロ向き』なんて言われていたのは、もはや過去の話です。それを理解していない高校野球の指導者がまだまだ多い」

 令和の今でさえ、昭和の時代さながらに朝から晩まで部員を野球漬けにし、野球バカを量産している指導者が多いのも事実。プロ側はそんな彼らに辟易しているのだ。

 パ球団のスカウトも言う。

「いまだに高校野球の監督から、『この選手は勉強が嫌いだからプロに行かせてくれ』と言われることがある。近年はコンプライアンスが厳しくなり、2023年に発覚した元楽天・安楽のいじめ問題で、より厳格になった。あの一件以降、12球団はそれまで以上にドラフト候補の素行を調査し、獲得後の新人教育にも、より力を入れるようになった。それでも素行が怪しい選手がいれば、即クビです。10年20年に1人というドラフト候補でも、素行が悪ければフロントがゴーサインを出さないし、現場のスカウトにも、『この選手は能力が高いけど、素行面で問題あり』など、性格面も含めた報告が求められる時代です」

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