「なんでもホルモン」伊藤裕著

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 性格から恋愛、睡眠の深さ、食欲、老化のスピード、そして寿命まで人間生活のすべての鍵を握るホルモンの仕組みを教えてくれる科学読み物。

 細胞で作られるホルモンは、血管を移動して別の細胞に働きかけて興奮させる「興奮伝達物質」で、現在100種類以上が見つかっている。マウスの実験からは、心臓や神経を若返らせるホルモンがあることも分かっているという。ホルモンにはアミノ酸で作られるものと、コレステロールから作られるものの2つのグループがある。そんなホルモンの基礎から、成長ホルモンや男性・女性ホルモンなど、特徴ある10大ホルモンと体との関係、そして強化法まで解説。(朝日新聞出版 780円+税)


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