【地方消滅】全国7万7000寺のうち約2万寺が「無住寺院」

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「地域に希望あり」大江正章著

 埼玉県小川町では、有機農業家の金子美登氏を中心に、無農薬米で地元の造り酒屋と「おがわの自然酒」を開発、小規模農家を守る価格で大豆を買い上げて無農薬の豆腐作りを始め、町内での有機野菜の流通ルートを定着させるなど、生産者の地元で面的に連携の輪を広げる地域循環型経済が誕生している。

 本書では、消滅市町村第1位といわれながらも移住者を増やしてきた群馬県南牧村、商店街を復活させた宮城県丸森町など、「豊かさ」の新しいモデルとなる7つの地方の取り組みを紹介する。

(岩波書店 800円+税)

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