「深紅の断片 警防課救命チーム」麻見和史著

公開日: 更新日:

 深夜、廃業したスーパーの敷地内に「女の子が閉じ込められている」と舞川市消防本部に通報が入る。出動した救急隊長の真田らは、廃棄予定の冷蔵庫の中から少女を救出する。庫内の床には大量の血液がたまっていたが、少女の体に傷はなかった。搬送中、少女が着ていたコートにドイツ国旗のようなシールが貼られていた。それは傷病者の治療優先順位を示すトリアージタグのようだった。数日後、真田らは出動先の廃校舎の焼却炉の中から男性を救出。男性の背中にも同じシールが貼られていた。真田は、警察の聴取に口を閉ざす少女が、意識不明が続く男性の娘だと気づく。

 救命士を主人公にした長編ミステリー。(講談社 1500円+税)



最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾