「アメリカ大統領戦記1775▼1783」兵頭二十八著

公開日: 更新日:

 アメリカが強大な国になったのは、資源と地理的に恵まれていたからだと日本人は考えるが、そうではない。有権者の質が高く、彼らがつくった質の高い州政府や連邦政府が適切な戦争指導を行ったからである。大統領を大国の指導者らしくふるまわせているのは、周囲の有権者なのだ。初代大統領ジョージ・ワシントンの初めての戦いは、後に英仏戦争の再燃を引き起こす、デュケーン要塞を守る戦いだった。

 陸上自衛隊出身の軍学者が、戦争指導力が必須のアメリカの歴代大統領の戦歴に注目し、1775年の独立戦争以降のアメリカの戦争の歴史を検証する、アメリカ通史シリーズ第1巻。

(草思社 2400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    そもそもWBCってどんな大会?日本がMLBの“金ヅル”から脱却できない意外な事情

  2. 2

    高市首相が石川県知事選の敗北にブチ切れ! NHK調査でも内閣支持率が下落…人気低下の兆しに隠せぬ「焦り」

  3. 3

    侍J大谷翔平が完全非公開&厳戒態勢の神宮球場でライブBP! 背景にドジャース側からの情報統制か

  4. 4

    「キンプリ」ついに解散状態へ! 永瀬廉の「個人FC」設立と「キントレ」終了の因果関係

  5. 5

    「リブート」で“覚醒”した永瀬廉が主演映画にかける切実事情 キンプリは“分裂3年”で「Number_i」と大きな差

  1. 6

    戸田恵梨香「リブート」出演で“新ファッション女王”へ 衣装&ジュエリーがSNS席巻、松嶋菜々子超えの存在感

  2. 7

    元EXILE黒木啓司がLDHを離れたワケ…妻のド派手すぎるセレブ生活が遠因か

  3. 8

    高市首相が独断専行で原油高対策を猛アピール 国会審議そっちのけ予算案組み替えは“黙殺”の鉄面皮

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希が開幕ローテ入り決定 マイナー相手に7者連続奪三振で存在感示す

  5. 10

    アストロズ今井達也の侍J合流に現実味 キャンプ地は決勝T会場まで車で1時間、ルール&日程も問題なし