「もう東京はいらない」日本経済新聞社編

公開日: 更新日:

 韓国との国境に近い対馬には、年間15万人もの韓国人観光客が訪れる。対馬高校には国際文化交流コースがあり、韓国語や韓国文化を学んで韓国の大学に進学する卒業生も多く、若い世代は軽々と国境を越える。

 また、島外から移住した若者たちが〈対馬市島おこし協働隊〉として、古民家の再生に取り組んだり、「島の瞳」ブランドでブルーベリーのサイダーなどを開発したりしている。

 他に、普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市や、原発とマグロで知られる青森県大間町など、少子高齢化などの問題を抱えた地域に新聞記者が住み込んで、東京に頼らず自立する人々の活動を紹介した記事を単行本化。(日本経済新聞出版社2500円+税)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大はヤンキースに未練タラタラ…「一途な200勝男」は復帰願望を周囲にこぼしていた

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 4

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 5

    高市早苗氏は頼みの党員・党友支持に急ブレーキで決戦シナリオ破綻…陣営が迫られる「地獄の選択」

  1. 6

    不世出のストライカー釜本邦茂さんが草葉の陰から鹿島18歳FWの「代表入り」をアドバイス

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  3. 8

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 9

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇