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「[証言]日本のアングラ」西堂行人著

 唐十郎が新宿の花園神社で紅テント公演をやっていたころ、彼らの演劇活動はアンダーグラウンド演劇(アングラ)と呼ばれた。彼らから見れば「新劇は老劇」で、文学座や民藝はオリジナルをやらず翻訳劇ばかり。そこで唐は既成の役者を使わず、何者かも分からぬ役者の卵が演じることを想定して脚本を書くというバクチを打った。花園神社で公演ができなくなった時、東口がダメなら西口でと、許可が下りないまま西口公園での公演を強行。機動隊が出動する騒ぎになり、新聞に「正月早々アングラ暴れる」という記事が載る。他に別役実など、演劇革命の旗手たちがアングラの過去と現在を語る。(作品社 2600円+税)

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