「よく眠るための科学が教える10の秘密」リチャード・ワイズマン著、木村博江訳

公開日: 更新日:

 人生の3分の1を占める眠りと夢の関係を明らかにする科学ノンフィクション。

 実は睡眠は、思考や感情、行動に影響を与えているという。20世紀初頭、脳波の記録を可能にしたドイツ人のベルガーから、睡眠学習の効果を明らかにした近年の研究まで。さまざまな研究者たちが行ってきた睡眠にまつわる実験を紹介しながら、睡眠中の勃起の有無でインポテンツの原因が分かることや、人はなぜ夢を見るのか、さらに居眠りの効果や、夜中に目が覚めてしまう分割型睡眠の意外な事実など、睡眠にまつわるさまざまな見識を解説。それらの研究から導き出される質の高い眠りを得るための方法も伝授する。(文藝春秋 1500円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    横浜高では「100試合に1回」のプレーまで練習させてきた。たとえば…

  3. 3

    健大高崎158キロ右腕・石垣元気にスカウトはヤキモキ「無理して故障が一番怖い」

  4. 4

    中居正広氏「秘匿情報流出」への疑念と“ヤリモク飲み会”のおごり…通知書を巡りAさんと衝突か

  5. 5

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  1. 6

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  2. 7

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  3. 8

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 9

    あいみょんもタトゥー発覚で炎上中、元欅坂46の長濱ねるも…日本人が受け入れられない理由

  5. 10

    あいみょん「タモリ倶楽部」“ラブホ特集”に登場の衝撃 飾らない本音に男性メロメロ!