「ペンギンを愛した容疑者」大倉崇裕著

公開日: 更新日:

 事件の容疑者や被害者が飼っていたペットの世話をする警視庁総務部動植物管理係の須藤は、捜査1課からの依頼を受け、相棒の圭子と実業家の藤原の屋敷に駆けつける。

 その日の朝、藤原が屋敷内のペンギン飼育室で死んでいるのが見つかり、残されたペンギンの世話をするためだ。所轄署は、藤原がペンギンの世話中に足を滑らせ頭を打ち、プールで溺死した事故死と断定していた。

 しかし、動植物の生態に詳しい圭子は、遺体写真を見て藤原が普段、ペンギンの世話をしていなかったことを見抜く。藤原の腕にペンギンのくちばしでつつかれた傷が一つもなかったからだ。他殺と睨んだ須藤は、圭子と捜査に乗り出す。

 他3編を収録した人気シリーズ最新刊。(講談社 1550円+税)


【連載】BOOKレビュー

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網