「小説集 真田幸村」末國善己編

公開日: 更新日:

 明年のNHK大河ドラマの主人公は、大坂夏の陣で家康をあと一歩のところまで追い詰めた名将真田幸村。本書は、武田信玄に仕えた幸村の祖父・幸隆、父・昌幸、幸村の3代を描いた時代小説を編んだアンソロジー。

 真田家は平安時代から北信濃を支配する清和源氏の名家・滋野氏の支族・海野氏を祖にする。幸村の曽祖父・海野棟綱と息子の小次郎(後の幸隆)を描く南原幹雄の「太陽を斬る」をはじめ、幸村に仕えた十勇士の一人、猿飛佐助を主人公にした山田風太郎の「刑部忍法陣」、そして幸昌・幸村生存説を題材にした井上靖の「真田影武者」や真田家をライフワークにした池波正太郎の「角兵衛狂乱図」まで大御所たちの作品8編を収録。

(作品社 1800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒