「ジャングル・クルーズにうってつけの日」生井英考著

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 1962年、ケネディ政権はベトナムへの軍事介入を強化。自身はあまり乗り気ではなかったというケネディ大統領が増員の指示を出した背景や、当時の現地の政治状況を解説。一方で同じ年にベトナムに配属された19歳の無線兵ジャン・バリーの回想記を紹介。

 そこにはケネディ政権の登場とともに戦争についてうたわれた軍事科学的概念とかけ離れた、洗練とは程遠い戦場の現実が描かれている。さらに、ベトナム帰還兵の作家による作品や、戦場写真、そしてベトナムのプロパガンダ映画などを取り上げながら、ベトナム戦争後の社会の変容や文化への影響などを考察する。

 昨年のベトナム戦争終結40周年を機に復刻された名著。

(岩波書店 1720円+税)


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