「EU消滅」浜矩子氏

公開日:  更新日:

ドイツがEUの覇権を独占する。“パックス・ゲルマニカ化”がEU消滅の要因となっています

 難民問題に揺れるEU。昨年11月にパリで起きた同時多発テロは人々を震撼させ、難民政策の見直しや域内の移動制限を求めるなど、加盟国間での不協和音を高まらせる要因となっている。しかし、EUの足並みの乱れは、今に始まったことではない。

「欧州統合の歩みは安全保障上の一体化から始まり、本来の狙いは政治統合でした。これによって欧州の平和が守られてきたことは事実ですが、しかし今、EU内の軋轢は複雑化し、EUを待ち受けているのは“消滅”の2文字だと私は考えています」

 本書では、1952年の欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)設立や、1967年の欧州共同体(EC)発足など、現在のEUに至る歴史を遡りながら、その政治制度や経済制度の構造を分かりやすく解説。政治統合に経済というテーマが加わることで起こった変質、そして単一通貨ユーロを採用するに至った背景など、EUの潮目を変えた出来事を読み解いていく。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    豊洲市場の事故現場は“血の海”だった…目撃者は顔面蒼白

  2. 2

    宮沢りえホクロ取って正解? 鑑定歴25年の占い師に聞いた

  3. 3

    鼻を突く生臭さ…豊洲市場の内外で漂い始めた「腐敗臭」

  4. 4

    森友問題のキーマン 体調不良を理由に「出廷拒否」の仰天

  5. 5

    ホクロ除去した宮沢りえ 本当の目的は森田剛との“妊活”か

  6. 6

    豊洲市場開場から1カ月…腐敗臭に続きの床が「穴」だらけ

  7. 7

    カラオケ番組で「素人」得点…武田鉄矢が画面から消えた?

  8. 8

    村上春樹は75年卒…人気作家はなぜ「早大」出身が多いのか

  9. 9

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  10. 10

    音痴で恥ずかしい…カラオケ下手が目立たない曲の選び方

もっと見る