「寝不足でも結果を出す全技法」西多昌規著

公開日: 更新日:

 健康のため、そして日中の仕事でハイパフォーマンスを発揮するためには、十分な睡眠が不可欠。しかし、忙しい日本人にとって寝不足の解消は容易なことではない。そこで本書は、あえて寝不足でも健康を保ち、日中の仕事も精力的に行うための方法を提案する。

 まず、朝は体内時計を目覚めさせるために起床後すぐに太陽光を浴びること。朝食は必ず、しかし最小限に取り、内臓を目覚めさせる。炭水化物の取り過ぎは血糖値を急上昇させ眠気を誘うため、シリアルやバナナなどがいい。このとき、レモンジュースを欠かさず飲むこと。脳を覚醒させるのにお勧めだ。

 昼食はカレーで汗をかく、1分間の短時間仮眠を取る、休日は寝だめしないなど、睡眠医学の専門家がアドバイスしていく。(ディスカヴァー・トゥエンティワン 1300円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性