「家族という病2」下重暁子著

公開日: 更新日:

 あるべき家族像にとらわれ過ぎて、幸せを見失った日本人の姿を描き出したベストセラーの続編。

 女優の「子供を産まない人生を選んだ」という発言が話題になったが、自身も子供を作らなかった。それは、母の期待を一身に背負って育ったつらい体験から、自分も同じことをするかもしれないと恐れたからだという。善にも悪にもなりうる正体不明のものが家族であり、どうなるかは家族を構成する側にかかっていると説く。

 川崎中1男子殺害事件の被害者の母親へのバッシング、フランス人の目には異様に見える家族のために忍耐する日本人など。日本独特の家族観に疑問を投げかけながら「親の介護を楽しむ極意」など、家族という病を克服し人生を取り戻すヒントを伝授。

(幻冬舎 780円+税)




日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    たとえ自分の議席を失ってもすでに山本太郎は勝っている

  2. 2

    安倍自民は大誤算 首都圏は「最後の1議席」が大激戦に

  3. 3

    維新に5.7億円もの“セルフ領収書”疑惑 参院選直撃は必至

  4. 4

    TV局に「元SMAP使うな」ジャニーズ事務所“圧力”の裏の傲慢

  5. 5

    宮川大輔が頓挫…24時間TVマラソンランナー選出のドタバタ

  6. 6

    ジャニー氏死去で数々の噂 KinKi“解散秒読み”報道は本当か

  7. 7

    メッキはがれ始めたコウキ ママ静香プロデュースが空回り

  8. 8

    まるで被害者ヅラ 昭恵夫人が応援演説で公選法違反のススメ

  9. 9

    錦織圭を輩出 盛田正明氏が私財投じ財団を立ち上げた深層

  10. 10

    石原さとみと剛力彩芽 IT社長との“愛の巣”で分かれた明暗

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る