「やってはいけない!職場の作法」高城幸司著

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 社員同士が役職で呼び合うことを禁止するなど、職場には暗黙の作法がある。また、「無理をしなくていい」という上司の言葉に正反対の意味が隠れているなど、会社ごとに翻訳が必要な言葉もある。本書は、転職や企業買収・再編などに備え、どんな状況にも対応できるコミュニケーションマナーのためのテキスト。「ローカルな作法」を身につけるには、まず社内における人事評価の高い社員の行動を観察するのが大切。さらに、状況を「察する力」をもってコミュニケーションをとることが重要だ。

 円滑な社内人間関係を築くための雑談力の大切さや、打ち合わせや会議の際に押さえておきたいマナーポイントなど。職場に溶け込み、評価を高めるためのノウハウを伝授。(筑摩書房 740円+税)

【連載】新書あらかると

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