「赤ヘル1975」重松清著

公開日: 更新日:

 1975年春、3年連続最下位に甘んじていた広島カープの監督に就任したルーツの発案でチームカラーが赤に一新される。中学に進学したヤスは、赤は女の色だと、野球帽を買い替える気になれない。運動神経抜群でカープ入団の夢を心に秘めるヤスだが、ひとりで酒屋を切り盛りする母の手伝いをするため野球部に入ることを断念する。父親は、原爆の後遺症でヤスが幼い時に亡くなっていた。

 大方の予想に反して、カープが快進撃を続ける。同じクラスのユキオは、カープの活躍を壁新聞にして教室に張り出す。そんな中、東京から巨人の帽子をかぶったマナブが転校してきた。

 広島カープ初優勝に熱狂する広島を舞台に少年たちの成長を描く長編。(講談社 880円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”