人跡未踏の探検本特集

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「洞窟ばか」吉田勝次著

 日常から離れて冒険の旅に繰り出したいという思いに駆られたら、道なき道を切り開く冒険本で“アームチェア探検”とまいろう。今回は、常軌を逸したサバイバルスキルとともに、我が道を行くハラハラドキドキの4つの冒険本をご案内! 洞窟、川、ロシア極東、東日本縦断のどのルートがお好み?

 まだ誰も行ったことのない知らない場所に行ってみたい――。ならば宇宙かと思い立ってNASAにメールしたものの相手にされなかった揚げ句、ふと足元に広がる地下空間に気づいた男がいた。それが「洞窟ばか」(扶桑社 1400円+税)の著者・吉田勝次氏だ。

 有り余るエネルギーを持てあまして喧嘩に明け暮れていた10代に高校を中退。工事現場でのアルバイトからスタートして有限会社を設立し、当初は稼ぐことに夢中になっていた。だが、あるときふとむなしくなって山岳会に入会。雪山訓練や岩登りにチャレンジすることに。高所恐怖症でちっとも楽しくないのだが、意地になって続けていたときに出合ったのが「洞窟探検」という新ジャンルだった。

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