「この自伝・評伝がすごい!」成毛眞著

公開日: 更新日:

 政治家や歴史上の人物の自伝・評伝を紹介。安倍晋三の評伝として取り上げたのはTBSの元報道記者・山口敬之著「総理」。山口は自分の為政者たちとの距離の近さに言及するが、それは政権に耳あたりのいいことしか書いてこなかったからだと成毛は指摘する。安倍は不人気法案を次々と出す理由を山口に問われて「総理大臣になることや総理大臣であり続けることが重要なのではなく、総理大臣になって何をするかが重要なんです」と答える。安倍以外、興味がない憲法改正など、総理でなければできないからだ。

 成毛は、この本は「冷静さを欠くほどの安倍礼賛本」で、なんとかほめようとしたができなかったと痛快に結論する。(KADOKAWA 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スマスロ『からくりサーカス2』にユーザーから厳しい評価 射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  2. 2

    安青錦3度目Vはアッパレだが、私の大の里への評価は甘かった。両横綱よ「13勝の壁」を破ってみせよ

  3. 3

    東証で新たな動き…1月~7月までに上場廃止を選択する企業が過去最多のナゼ

  4. 4

    矢沢永吉が秋ツアーで"また"歴史を変える!「長者番付1位」と驚きの成り上がり秘話

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  2. 7

    中京大中京から享栄へ、大藤監督が明かす“異例の転身”の真相

  3. 8

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務

  4. 9

    9月党人事を前に深まる鈴木幹事長とのミゾ…支持率急落の高市政権「裏金軍団復権」の時限爆弾

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ