「歩いてわかった地球のなぜ!?」松本 穂高著

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 佐渡島は「花の島」と呼ばれ、春にはニリンソウ、夏にはクルマユリ、秋にはリンドウと本州では高山でしか見られない植物の花が咲く。

 ではなぜ、標高1000メートルにも満たない山地に高山植物が生育するのだろうか。答えは、冬の季節風によりもたらされる大量の雪。シベリア気団からの湿気を帯びた季節風が佐渡島の北側に大量の雪を降らせ、初夏まで雪が残るために、山には大木になるような植物が入ることができず、そこに高山植物の生育できる環境がつくられているからだ。

 他にも、赤道の国エクアドルに雪が降る理由、オーストラリアの「風の谷」に古代から先住民アボリジニが住み続ける理由、ペンギンが南極だけにいる理由など、50の地球に関する素朴な疑問に答える。高校の地理教員向けの連載を再構成して出版。掲載写真はすべて著者撮影。(山川出版社 1800円+税)

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