【著者名■[德]機種依存文字です】「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」 奥野修司、■山大樹著
輸入食品の危険性を告発する衝撃のリポート。
アメリカ産牛肉は、国内消費量の約4分の1を占める。しかし、スーパーで売られているアメリカ産牛肉を調べてみると、国産牛の600倍もの残留エストロゲン(女性ホルモン)が検出されたという。実は主要な牛肉輸出国で、牛の肥育の成長促進剤としてエストロゲンの使用が認められているのだ。だが、国は正確な計測機器で食品に含まれる女性ホルモンを測っていない。計測すれば輸入禁止にせざるを得ないからだという。
そのほか、有機塩素化合物に汚染された中国の農産物や鶏肉、未承認の遺伝子組み換え米など。外食産業などを通じて、知らずに日本人の口に入っている輸入食品の実態を告発する。
(講談社 740円+税)