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「荒木町奇譚」有間カオル著

 サラリーマンの行原は、会社の先輩に新宿・荒木町の路地奥の店に呼び出される。行くと、退職した元部長ら、上司が待っていた。元部長によると荒木町はかつて花街だったという。2次会に向かう一行と別れた行原の前を、芸者姿の女性が歩いていた。薄明かりに照らされた女は見たこともないような美人だった。芸者に誘われるように、路地から路地へと迷い込んだ行原は、料亭の女将に招かれ、店の中へ。女将が人違いをしているのかと思ったが、座敷に通された行原は、待ち構えていた客たちに歓待される。つがれるまま杯を飲み干した行原は、バー狐火のカウンターで目を覚ます。

 花街に閉じ込められた行原が、出会った人々に導かれ過去と向き合う姿を幻想的に描く感動作。

(角川春樹事務所 600円+税)

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