「雅や京ノ介 討幕の密勅」麻倉一矢著

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 将軍・家治の治世、先々代・桜町帝の隠し子・京ノ介は、花売りに身をやつし、連れ去られた母・麻衣の行方を捜していた。数カ月前、京ノ介は京都所司代を務めた牧野英成の藩邸に押し込み、幕府の密偵だった母の所在を詰問。報復に京ノ介が長屋で開いていた私塾「雅や」に役人の手入れが入り、花売りとなったのだ。ある日、京から公家の西園寺賞季と徳大寺篤子が京ノ介を訪ねてくる。2人は、十数年前に相次いで崩御した桜町上皇と桃園帝が幕府によって殺害された可能性があると告げ、京ノ介に2人の王政復古の遺志を継ぐよう語る。京ノ介は、母の探索とともに父と兄の死の真相を調べ始める。

 帝の落とし胤・京ノ介を主人公にした時代小説シリーズ第3弾。

(徳間書店 660円+税)


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