「遠く空は晴れても」北方謙三著

公開日: 更新日:

 6年前、若月が故郷に戻ると海辺の村は高級リゾートに生まれ変わっていた。ツアー会社を営むことになった若月は、なぜかトラブルに引き寄せられるようにしか生きられず、顔見知りの小説家・群に「ソルティ」というあだ名をつけられる。ある日、大橋家の葬儀に参列した若月は、不穏な空気をまとった一人の男に目がとまる。翌日、川辺と名乗るその男は、若月の会社の船をチャーター。川辺は、若月の忠告を無視して、個人所有の姫島に着岸するよう命じる。案の定、島のオーナーのボディーガードに上陸を拒まれる。川辺が街に現れた理由を探る若月は、暴力団の芳林会内部で分裂騒動が起きていることを知る。

 名作ハードボイルドシリーズが25年ぶりに復刻。

(角川春樹事務所 620円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網