夏休みのオススメ本

公開日: 更新日:

 元電通マンで現代社会総合研究所の松野弘所長が言う。

「先行き不透明な時代の変革期には、世のトップリーダーたちは歴史を振り返るといいます。将来の指針を得る判断材料として名将やリーダーたちの足跡をたどるのです。アメリカでトップリーダーを教育するアスペン研究所でも哲学と歴史は不動のテーマ。それだけ歴史を学ぶことは重要だということ。世界は政治でも経済でも何か大きな変革の直前のような雰囲気。だから、歴史本が売れるのかもしれません」

 世は猛暑で大騒ぎだが、今年は「平成」最後の夏でもある。時代の転換期だけに、改めて歴史を学ぶいい機会かもしれない。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方