「不倫」中野信子著

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 最新の脳科学によって不倫の謎を解き明かしたサイエンス本。最近の世間は、不倫に対して厳しさを増し、発覚すれば、すべてを失う危機に直面する。それでも、不倫がなくならないのはなぜか。脳科学者の著者によると、実は人類の脳の仕組みは「一夫一婦制」には向いていないからだという。

 研究によって、人はAVPR1A遺伝子の塩基配列の一塩基多型によって「貞淑型」と「不倫型」に分かれることがわかってきているそうだ。その割合は、約5:5と推測され、2人に1人は一夫一婦制の結婚には向いていないということになる。不倫行動に影響を及ぼすさまざまな遺伝子について解説するとともに、過剰な不倫バッシングが起こる理由についても脳科学的見地から解き明かす。

(文藝春秋 830円+税)


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