「ふたたび嗤う淑女」中山七里著

公開日: 更新日:

 NPO法人「女性の活躍推進協会」の事務局長藤沢優美は、スタッフの神崎亜香里から投資アドバイザーの野々宮恭子を紹介された。

 この協会は実は衆院議員柳井耕一郎の資金調達のための団体で、優美は実績を上げて柳井の秘書になることをもくろんでいる。

 恭子の能力を信じた優美は1億円の運用を依頼するが、柳井の政策秘書咲田彩夏に資金の融通を頼んで断られる。追い詰められた優美は、女性の活躍推進協会の収入が柳井の事務所に流れていることをばらすと脅して6000万円を手に入れ、さらにノンバンクから4000万円を調達する。だが、8日後に届いた明細の金額は「36215円」だった。背筋も凍る悪女ミステリーの続編。

(実業之日本社 1600円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る