「ブレないスポーツ報道」津田俊樹著

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 2018年、大学アメリカンフットボールの試合で、パスを投げ終えた関西学院大学の選手に日大の選手が背後から悪質なタックルをかけるという事件が起きた。

 その映像がユーチューブにアップされたが、翌日が休刊日だったことから新聞報道は5日後となり、テレビは無視だった。映像はSNSで拡散し、事実関係が確認されないまま、反響は広がっていった。

 それに押されるように、タックルを指示した監督は「悪」で選手は「善」とみる構図ができあがっていく。メディアの主役が「紙」からネットになったことを、著者は思い知らされた。この事件はやがて、東京五輪問題も絡んで、スポーツ界への国の介入という流れを招くことに。

 元新聞記者がスポーツ報道のあり方を問う。

 (言視舎 1500円+税)

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