「一行でわかる名著」齋藤孝著

公開日: 更新日:

 名著には「神が宿る核心の『一行』」があり、そこを押さえることで理解が楽になり、魂への響き方も違ってくると著者はいう。さらに読書で知性を得るコツは「このすばらしい一行を、誰かに教えてあげられる人物になりたい」と引用する部分を探しながら読むことだとも。名著への扉を開き、偉大なる知恵に触れることができるそんな「一行」を取り上げ、解説してくれる異色の読書ガイド。

 兼好法師の「徒然草」では、「偽りても賢を学ばんを、賢といふべし」(たとえ本心でなくとも、賢人に学ぶ人が賢いと言うのです)を、シェークスピアの「マクベス」では「人の生涯は動きまわる影にすぎぬ」など。

 名著61作品の核心の一行から始まる知と人間力向上の冒険に読者を導く。

(朝日新聞出版 810円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網