「ガン・ストリート・ガール」エイドリアン・マッキンティ著 武藤陽生訳

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 1985年の秋、北アイルランド・キャリック署のダフィは、早朝に同僚のクラビーに呼び出され現場に向かう。

 現場の広大な屋敷では富豪のケリー夫妻が遺体となっていた。外部から侵入した形跡はなく、同居していた息子のマイケルが姿を消していた。家政婦によると、マイケルは父親と口論が絶えなかったという。しかし、遺体の銃痕からダフィは、プロの殺し屋並みの腕前を持った人物の犯行とにらむ。

 数日後、当のマイケルの遺体が断崖で見つかる。車に遺書が残されており自殺と思われた。そんな中、英国とアイルランド共和国の協定が発表され、暴動に備えるためすべての事件の捜査が中断される。

 訳者が「刑事ショーン・ダフィ」シリーズの白眉と絶賛の第4作。

(早川書房 1300円+税)

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